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X PLUS リアル・マスター・コレクション 「ガンヘッド 507号機」 レビュー (後編) 

「 ブルックリン、お願いがあります 死ぬ時はスタンディングモードで 」

エクスプラス ガンヘッド 評判 レビュー
ガンヘッドといえば、やはりこの雄姿。 最終回はスタンディングモードを中心にご紹介。

■スタンディングモード (G2モード)
ガンヘッド戦闘・直立形態。 G1モード時の最大全幅だった後脚部分は約24cmから21cmへと縮みますが、G2モードの全幅や全長は前脚の開脚角度次第なので定まりません。
GUNHED_22.jpg
下半身だけで見ると、アバウトに全幅23cm、全長32cmといったところでしょうか。

車高はG1から、ぐっと上がってセンサーユニット頂部で約30cm。 これまたウェポンラックの持ち上げ幅次第なのでアバウトですが。 真横からだと、おざなりな本体下部側面が目立ちます…
GUNHED_23.jpg

G2では本体下部と上部、さらにウェポンラックの接続部が延長されることにより、それぞれ回せるようになります。 可動範囲はパーツ接触のため数度程度に留まり、旋回という程でもありません。
GUNHED_24.jpg

両マニピュレータは、劇中通りセンサー部が上に来るようにポージング。 全指に2関節を有し、右手 (画像上段) に至っては全二重関節構造という変態可動。
GUNHED_25.jpg

マニピュレータは右のみ、基部から伸びるケーブルが手首の根本に刺さっています。このケーブルが硬質パーツな為、可動ポイントがあるにも関わらず基部回転と手首の振りが封殺されています…
GUNHED_26.jpg
右画像は劇中プロップの同じ箇所。ケーブルの接続先が今ひとつよく分かりませんが (設定的には、恐らくセンサーの裏側) 、この商品の位置に刺さっていないことは確かなようです。

腕部は劇中モデルの豪腕が、変形スペースの都合なのか作業用マニピュレータ並の貧弱さに… 
GUNHED_26x.jpg
可動すべきポイントがすべて動きますが、各ポイントはキャストの凸凹ダボで接続されているだけ。 保持力は期待できず、ダラリと下がらないポイントを探りつつポージングすることになります。

G2造形最大のガッカリポイント、後脚ブロック前面。 G1の 「断面」 が露出する箇所なのですが、上半分はガワしか無く中身はスカスカ、下半分は (内側も) ツルペタ… 
GUNHED_27.jpg
実寸モデルではタイヤハウジング含め特徴的なディティールが多数 (スケールモデルの方もそれなりに) あり、G2モードではかなり目立つ箇所だけに残念…

おまけに、ガンヘッドのだらしない下半身の画像w 本体を持ち上げると、状態を保持できないポイントはすべてダラリと垂れ下がります。 ってか、後脚が根元から抜けます!
GUNHED_28.jpg
このため商品を移動させる際はその都度、本体上部・前脚含む本体下部・後脚左右の4ブロックに分解、台座を中心に各ブロックを慎重に再度組み上げる必要があります。

言い換えるとこれらのポイントは可動に制約がないので、シャフトモード (G3モード) っぽい形態まで出来たりします。 まぁこれは格好良くも何ともない形態なので、誰得とw
GUNHED_29.jpg


■付属スタンド
オプションとして本商品唯一の付属品、G2モード専用スタンド。 全高10cm、底面10*5cm、天面8*4cm。 ワンフェスキット版には同型のクリア台座が付属していたようですが、これは本体と同じくポリウレタンに塗装を施したものと思います。
GUNHED_30.jpg
* 撮影に使用しているアクリルブロックはレビュー用に特注したもので、本商品には付属しません。

支柱が先細りで左右方向への負荷に弱い構造、加えてG2の四脚は本体を全く支えずブラ下がっているだけですから、破損し易い材質の重量級アイテムを飾るに足る仕様とは思えません。 塗装の質感が安っぽかったりと、総じて印象は良くありません。


■塗装
半光沢のダークグレーに錆や汚しを入れた仕上がり。 少ない塗装行程ながら、なかなか劇中の雰囲気が出ていると思います。 また劇中で常に点灯していたライト類は全て、塗装で再現。
GUNHED_33.jpg
ダークグレーの上から吹いてある明るいミディアムブルー調の塗装部分が、本来の「下地」であるガンヘッドのオリジナルカラー。 映画では下地色がほとんど見えなくなる程に汚し塗装が施されていたので、この商品では塗装工程が逆なんですね。

今回の商品化にあたり塗装見本を ドリーム・プラネット・ジャパン社 (ガンヘッド特技監督を務めた川北紘一氏のプロダクション) 作成としているのは、セールス的には巧いですねぇ (当時スタッフが移籍している可能性もありますが、映画のスケールプロップは オガワモデリング が担当)。

参考までに、汚し塗装を施される前のオリジナル507号機1/8プロップの画像を。 本体のツートン迷彩やマーキング、金属色がむき出しの部位などが見て取れると思います。 マーキングの一部は汚し後の本編でも認識できるので、これだけ大型の商品に何も無いのは少々寂しいですね…
GUNHED_35.jpg


■スケール
この商品、スケールについては明記されていませんので、近いサイズのフィギュアを合わせて検証してみました。 画像は撮影に使用された実寸モデルのコクピット付近に座るブルックリン。 中央の三連直視バイザーの後ろが、同じ幅の搭乗ハッチ(人が出入り出来る幅)になっています。
GUNHED_31.jpg
フィギュアなら劇場版トランスフォーマーシリーズに付属しているもの (約6cm) が近いように思います。 左に立つのはミクロマン、マテフォ女性素体より一回り小さいミクロシスター (約8.5cm)。 本体の厚み (車内スペース) からして、到底乗り込めるサイズではありません。

こちらは同じ実寸モデル後脚部に腰を下ろすニム。 ここでは逆にミクロシスターのサイズが適合し、先のTFフィグはお子様状態にw
GUNHED_32.jpg

なぜこのような矛盾が生じるかと言うと、公表されているガンヘッドのサイズ設定が現実に即していないから、です。 設定数値ままのガンヘッドには人が乗れるスペースは無く、このため撮影に使用されたG2モード実寸モデルは上半身を (変形できるスケールプロップのプロポーションより) 大きく作ってあります。 結果、ガンヘッドトイにスケールは明記しない方が無難、ということになります。


■総括
まず 「原型」 、形状がプロップ実物にソックリかと言うと結構異なる部分も多いのですが、これは変形の都合含め原型師解釈の問題。 個人的には貧弱な腕部、後脚内側のツルペタ以外は気に入っています。 それに多少の形状問題は、大スケールの存在感でカバー出来ているようにも思います。 仮に某合金なり特リボなり後発商品があったとしても、このサイズには及ばないのではないでしょうか。 また完全変形ギミックも、ガレージキットであることを思えば驚異的な構造です。

ただ 「商品」 としては、かなり駄目。 パーツ数を要した複雑な構造による 「完全変形ギミック」 故の高額商品ながら、その実 「展示専用モデル」 という大きな矛盾。 取説に「展示専用だから回数可動は推奨しない (*意訳) 」と書かれている変形ギミックにコストが掛かっているかと思うと、腹立たしくもあります。 展示専用と謳うならば、可動箇所 (パーツ数) を大幅にオミットし、全体形状の保持を優先した (余剰パーツの出る) 差し替え変形で良かったんじゃないでしょうか。

元が3万円のイベント限定キットでしたから、これだけの可動ポイントを持ったメカ物キットを製作代行に出せば、総額10万円は有り得る数字。 差し替えでなく完全変形なのは元々が、そういう志の高い 「ガレージキット」 であって、これはその 「キットの完成品」 だから。 しかし、これはイベント直販品ではなく一般流通に乗せた商品ですから、そのような好意的 (てかマニア観点なw) 解釈ばかりでもないでしょう。 加えて初期不良率が高いのも由々しき問題かと。


「ガンヘッド」 の映画評は、そりゃもう映画の体を成していない程に酷評揃い。 それでもいまだ本作が愛され続けるのは、溢れ出る特撮魂、神懸かりなサントラ、そして主人公ブルックリンを諭すほどに熱いAIを搭載したガンヘッドのキャラクター性にあると思っています 。

GUNHED_36.jpg

その初の塗装済完成品がセールス的に成功したか否かは知る由もありませんが、これがガンヘッド最初で最後の完成品アイテムにならぬよう祈るばかりです…


レビュー中編 (変型ギミック編) へ
レビュー中編 (変型ギミック編) へ


suzu氏オリジナルのガレージキット、メッセンジャーガール が塗装済み完成品に!
フィギュアはPVC、自転車はABS製、量産化の恩恵でキットより安価! 完成品化は斯くあるべきw
   


大作レポお疲れ様です。総じて見るとかなり失望の出来だったようで、胸中お察し致します。

> 「ガンヘッド」 の映画評は、そりゃもう映画の体を成していない程に酷評揃い。

尺の長さを完全に忘れていたとしか思えん脚本と構成でしたからね……登場人物が8割方男塾二号生並の扱いで消費されていく様は無情でした。でも音楽は今でもたまにニュースやバラエティのBGMに使われてるようですね
[ 2012/02/06 11:30 ] [ 編集 ]
>総じて見るとかなり失望の出来だったようで

しかしガンヘッドの完成品はこれしか無いので、これを越える商品が発売されるまでベストワンですからw
何となく、永久にライバルが現れないような気がしないでもないですが!


>登場人物が8割方男塾二号生並の扱いで消費されていく様は無情でした。

いろいろとお粗末な脚本でしたねぇ。 ツッコミ出すと、そもそもメインのガンヘッドすら、変形する意味が 「格好いいから」 以外に無いほどにw

まぁ、巨大ロボの活躍が実写で見られるPV、くらいの感覚で鑑賞するのが吉かと。
[ 2012/02/06 23:33 ] [ 編集 ]
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